CL:パンのトラ 三井アウトレットパーク岡崎店(岡崎市)
店舗デザイン
2025年11月オープン!パンのトラ 三井アウトレットパーク岡崎店の店舗デザインを行いました。
今回の空間コンセプトは「古代遺跡を発掘・リノベーションしたパン屋さん」です。
同年4月にオープンした「パンのトラ ららぽーと安城店」では、パンのトラのキャラクターたちが宇宙船に乗ってららぽーと安城に降り立った、というストーリーをコンセプトに設定していました。
今回はその続編として、キャラクターたちが元々暮らしていた星で発見された古代遺跡を発掘・リノベーションし、パン屋さんを開いたらという物語を空間コンセプトに落とし込んでいます。前店舗から物語がつながっているという“裏設定”が、このデザインの面白いポイントです。
-空間デザイン-
店舗全体の構成として、
カウンター・厨房側は工事現場の仮設コンテナをイメージし、スパンドレルやエキスパンドメタルをパンのトラのイメージカラーである黄色で統一。
人の手が加わったインダストリアルな質感と、未来感を感じるデザイン。
一方、パンが並ぶ店内側は、古代遺跡を思わせる土のような質感の壁・床・天井・什器で構成。
照明や什器の一部にはアールデコの雰囲気を持たせた装飾を取り入れ、古代の世界観をより強く演出しています。
これらの要素は単なる装飾にとどまらず、外から見た際のアイキャッチとしても機能しています。
今回、特に力を入れたポイントのひとつが、カウンター背面です。
パンのトラのロゴと岡崎店のメイン商品であるドーナッツサインをつなぎ、壁一面に配置したパイプが印象的なデザインとなっています。
パイプやライトの流れ、位置バランスを何度も検証しながらデザインを制作し、それをもとに設計・施工のスペース様にパイプや小物を選定していただき、忠実に形にしていただきました。
実際に現場で完成形を目にした際には、その完成度の高さとリアリティに感動しました。 思わず見入ってしまうような、子ども心をくすぐるデザインです。
-キャラクター-
コンセプトである「古代遺跡」から着想し、キャラクターたちの衣装も古代風のデザインにすることで、店舗全体の世界観と統一しています。
ドーナツを作る様子が見えるライブキッチンの壁面には、各店舗に必ず登場するコックさんと、古代風のドーナツモチーフを大きく設置。
空間のアクセントとなる、印象的なキャラクターサインに仕上がりました。
また、新しく登場したキャラクター「ウィトルくん」も、店外に向けたウィンドウサインとして活躍しています。
-サイン-
レジ上のサインや焼き立てカウンターのサインには、エッチングされたような文字表現を用い、店舗全体の世界観を演出しています。
焼き立てカウンターの横の光るサインは、パンのトラの「T」をベースに、古代建築のイオニア式柱とコック帽を組み合わせたデザインです。
そのほかにも、壁画のように壁に掘り込まれた文字や什器POPなど、数多くのサインを本店舗で制作させていただきました。
-感想-
デザインを進めるなかで、特に印象に残っているのが、冷蔵ショーケースのグラフィックデザインです。
このデザインは、三井アウトレットパーク岡崎店の店舗計画のアイデア図面をイメージしたデザインで、ひとつひとつのイラストや図にも意味を持たせています。
冷蔵ショーケースに施工されたサインのため、強く主張する存在ではありませんが、
細部までこだわって仕上げたデザインです。
実際に店舗を訪れた際には、ぜひ探してみてください。
今回、パンのトラ様から「依頼する」という関係ではなく「コラボしているイメージ」という言葉をいただき、とても嬉しく感じました。
これからも、お客様の事業や想いを軸に、一緒にアイデアを出し合い、楽しみながら形にしていきたいです。
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